カプセルホテル
ビジネスホテルと同様、都市の繁華街に多く立地しています。カプセルホテルはサウナ店に併設される場合が多く、大浴場、サウナ、レストラン、マッサージ、エステ、垢すりなどのサービスを一緒に利用することが可能です。
ほとんどのカプセルホテルは男性専用です。ごく一部に男女共用のカプセルホテルもありますが、フロア毎に男性用、女性用と区切られており、施設内で女性の宿泊客に遭遇することはありませんので、カップルで泊まる際は気を付けましょう。
【料金】
カプセルホテルの料金は3000円台前半から4000円台前半が一般的です。施設の中には割引サービスを行っている施設もあります。行く前に施設のホームページを確認しておく事をお奨めします。
【滞在時間】
お店によって多少違いますが、一般的に午後3:00頃から、チェックアウトは翌朝午前10:00です。チェックアウトの午前10:00を超えると、1時間につき延長料金(300円~500円)が加算されたりする場合もあります。
【予約について】
通常予約をしなくても泊まれますが、時期、場所(大きな祭りなどがある場合)によっては満室の場合もありますので、ご心配でしたら予め予約を入れた方が良いでしょう。
【食事】
サウナや大浴場の利用はホテル代金に含まれていますが、夕食や朝食は含まれておりません。ほとんどの施設でレストランが併設されており、場所によってはメニューも豊富にあります。但しお酒をたくさん飲んだり、御つまみたくさん食べたりしてしまうと、宿泊料金より高額になるケースもあるのでお気をつけて。
【カプセル内】
カプセルは上と下の2段に分かれています。上のカプセルの場合は梯子を上ることになります。チェックインの際に、上か下か、希望を伝えましょう。なおカプセル内は毛布、枕、照明のほか、テレビ、ラジオ、アラーム、携帯電話の電源チャージ用コンセント等が付いています。
【浴場及びサウナ】
大きな施設ですと、複数の浴場のほか、露天風呂、ミストサウナ、ジャクジーなどが付いています。
日本では浴槽に入る前に、体を流してから入るのがエチケットです。また浴槽内に手ぬぐいを入れるのはエチッケット違反ですのでご注意ください。
【その他】
チェックイン後、ロッカーで用意されたガウンなどの館内着に着替えます。手ぬぐい、バスタオルは受付で渡されます。また大浴場にはシャンプー、ボディーシャンプー、歯ブラシ、髭剃りが置いてありますので自由に使えます。ホテルと同様、手ぶらで来ても問題ありません。
なおチェックインの際、ロッカーキーが渡されます。こちらにはバーコードや番号が記載されていますので、食事代金等の支払いはその都度支払う必要はなく、チェックアウトの際にすべて清算します。
施設によっては、貴重品を入れる金庫がありますので、貴重品はロッカーの中に入れるのではなく、そちらに預けた方が良いでしょう。