日本語学校選びのポイント
日本語教育機関は、設置形態、規模等さまざま。充実した留学の第一歩は、自分に合った、良質の日本語教育機関を選ぶことにあります。日本語教育機関選びのポイントは、以下のとおりです。
どこの国からの学生を多く受け入れているか韓国からの学生が主となっている学校、中国からの学生が主となっている学校、その他、非漢字圏からの学生も多く受け入れている学校等、学校により受け入れ学生に特色があります。 |
進学実績日本語教育機関で学んだあと、大学等に進学を希望するのであれば、自分が目指す進学先に進学実績のあるような学校を選ぶのが望ましいでしょう。
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定員充足率定員充足率が著しく低い学校については、要注意。過去に不法残留者等が多数発生したなど学生の在籍管理に問題があり、入国管理局による在留資格認定証明書等の審査において、厳しい審査を受けている可能性があります。 |
所在地(東京近辺、大阪近辺の大都市か、地方都市か)大都市は、生活費が高いというデメリットがありますが、アルバイト先が見つけやすい等のメリットがあります。地方都市は、寮を完備している学校も多く、宿舎費などの生活費が大都市に比較すると安い等のメリットがあります。どちらが自分に合っているかをよく考えてください。 |
コースの内容自分の目的にあったコースか、一般コース、進学コースか、入学の時期、学習期間はどうか、 をよく確認してください。 |
レベル編成各自の日本語能力レベルにあった授業を受けることができるよう、段階別にレベル分けを行っているか、またそのためのレベル分けテストを行っているか、 をよく確認してください。 |
大学入試のための基礎科目の勉強は?日本語の他に大学入試に必要な基礎科目(英語、数学、物理、化学、世界史など)の授業を受けることを希望する場合には、その授業があるかどうか、 をよく確認してください。 |
宿泊施設日本語学校付属の寮などが確保されているか。そうでない場合は、アパート等を斡旋してくれるか、また、 これらの宿泊施設等に係る経費もよく確認してください。
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進学指導体制大学などへの進学指導、情報提供体制は整っているか、をよく確認してください。
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母国での学校教育修了年数マレーシアやフィリピンなどの国籍の方で、初等及び中等教育を10年または11年しか受けていない方は、「大学入学のための準備教育課程」として文部科学大臣が指定した準備教育課程を選択して下さい。 |